2500年前の中国には、賢人「老師」がおり、数々の言葉を残しました。
中でも、「賢者の賢者たる振る舞いや存在」、「他人与える影響」について語った次の意味は、今でも私たちに深い思考、内省の機会を与えてくれます。
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川や海が数知れぬ渓流の注ぐところとなるのは、身を低きに置くからである。それゆえに、川や海はもろもろの渓流に君臨することができる。同様に賢者は、人の上に立たんと欲すれば、人の下に身を置き、人の前に立たんと欲すれば、人の後ろに身を置く。
かくして、賢者は人の上に立てども、人はその重みを感じることはなく、人の前に立てども、人の心は傷つくことがない
リーダーシップの真髄とも言えるような言葉ですが、私たちシニア世代の役割としても当てはまる言葉ではないかと思います。主役であったファーストキャリアを終え、次なるセカンドキャリにおいて、若い主役の世代を支える「賢者」となることが、私たちシニア世代の役割なのだと思えるのです。
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