曾子曰く、「を慎しみ、遠きを追えば、民の徳、厚きに帰す。
親や先祖を祀ることの意義を、優しく豊かな表現で言い表しています。
曾子はいう。父母の葬儀を真心込めてやり、祖先の供養を怠らないようにすれば、人々の心は温厚になる。
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「終わり」が「父母の葬儀」であり、「遠き」が祖先の供養」。なんとも心温まる表現ではないでしょうか。一人一人が、自分の親や祖先を祀り、過去との繋がりを大切にすることによって、やがて友人や同僚といった横のつながりも強く、安定することになります。
そして、これが社会の安定をもたらすのです。私たちシニア世代は、まさに親類などの縦の繋がりと、社会という横のつながりの「鎹」としての役割を持った世代なのです。
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