みんなの経営学 ー 経営学で仕事が楽しくなる

毎週金曜日、「あー、ようやく1週間終わった。明日は休みだー」とほっとします。しかし、あっという間に休みは過ぎ、「あー、明日は月曜日、会社かー」という日々。あなたもなんな日々を過ごしていないでしょうか?

私たちは、1日の3割〜5割を職場で過ごしている(仕事に費やしている)のですから、「いやだなー」と思って過ごすより、楽しくやり甲斐を持って「あっという間に過ぎてしまった」と思えた方がいいですよね。

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まさに「フロー状態」で仕事に臨めたら最高ではないでしょうか。

「フロー状態」というと、心理学者のM・チクセントミハイが提唱したものですが、著書『フロー体験 喜びの現象学』にまとめられました。いまや「幸福」や「創造性」に関するポジティブ心理学の代表格ともいえる概念です。

私も、仕事で「フロー体験」できればと思いますが、このあたりについては「フロー体験とグッドビジネス―仕事と生きがい」という著書にまとめられています。

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仕事でフローを体験しているリーダーの共通点は、

・楽観主義
・誠実さ
・志の高さ(粘り強さと対になっている)
・好奇心
・共感尊敬

で、好奇心や仕事に真摯に向き合う姿勢、周囲との調和などがなくなると仕事のパフォーマンスは落ちてしまします。尚、ここで言う「リーダー」ちは、経営者や管理だけでなく、「リーダーシップを発揮する個々の社員」も含んでいます。

そして、グッドビジネスの条件として、

・やる気を起こさせる使命
・ベストを尽くす
・人を助ける
・より良い社会を作る

を挙げています。これらの志を持って仕事に望むことが、会社。企業を発展させて条件であると、チクセントミハイは語ります。

では、どのようにして「ふろー体験」ができるような環境を創り出せるのでしょうか。それがまさに「経営学」の存在です。

会長も社長も取締役も部長も課長も、そして個々の社員誰もが「経営学」を学び、互いに関わり合いながら「より良い組織」を作り出すことで、一人ひとりが「フロー体験」をできるようになります。

そして、その結果として、社員の幸せが実現し、社会への貢献の末に企業の発展が訪れるのだと信じています。

ですから、「経営学」は「みんなのもの」であり、「経営学」を学び実践することが企業。社会の変革・発展へと繋がることになるのです。

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