大門未知子と綾瀬はるかの着ている洋服が欲しい!アパレル業界はドラマ特需

米倉涼子主演の「ドクターx」と綾瀬はるか主演の「奥様は、取扱注意」、いずれも高い視聴率のテレビドラマです。テレビドラマにテレビ局が熱を入れるのは当然ですが、テレビドラマを中心にもう一つのビジネスが繰り広げられていることをご存知でしょうか?

そう、それはアパレル業界ビジネスがそのままテレビドラマに組み込まれてきたというものなのです。以下の写真はドラマの中の1シーンなのですが、これを見た瞬間から購買活動が始まるのです。

<出展元:https://www.pinterest.se>

ドラマがアパレル業界の売場となるこの状況について、色々と調べて見ました。

するとそこから浮かび上がってきたのは、女性のファッションへのこだわりや憧れであり、まさにドラマが、今話題の行動経済学を実践する場となっているということでした。それではどのようにしてアパレル業界の特需が起こっているのか、見て行きましょう。

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テレビドラマは女性ファッションの宣伝媒体

テレビドラマを見る楽しみは、自分の好きな俳優が見れる楽しみ、ストーリーの面白さに加え、特に女性の場合には女優のファッションやアクセサリー、バッグなどの小物を見たりするのも楽しみなのではないでしょうか。

「ドクターx」という場での大門未知子ファッションショー

ドラマ「ドクターx」では、女医という職業と派手で個性的なファッションというギャップがも女性視聴者の心をわしづかみにします。そのド派手さというと、

  • ピンヒールで病院内を闊歩(かっぽ)
  • きらきらのミニドレスで焼き肉をぱくつき
  • 銭湯にはファー付きスニーカー

というシーンで、女性視聴者は洋服やハイヒール、スニーカーやバッグに釘付けになります。そして、ドラマが終わると同時にネットでは「あの服はどこの?」と毎回話題になり、ケイト・スペードのヒョウ柄ワンピース(5万4000円)が検索され、売れるのです。

大門特需となったのは高級靴ロジェ ヴィヴィエで、「ブランド認知が格段に上がった」と言います。そしてその実態を次のように話しています。(日経新聞より掲載)

「脚がきれいな米倉さんだから、靴がはっきり映る」(運営するロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン、東京・渋谷)。16年にドラマ冒頭のニューヨークのシーンで繰り返し映されたエナメルのスニーカーは「10万円台後半ながら反響大で来店が増えた。今年はバッグも新規客獲得につながっている」と話す。「グレースコンチネンタル」を展開するアイランド(東京・渋谷)も16年はオンエア翌日にネットでワンピースが20着売れ、やがて1000着が完売。「今年も4万円前後の光る飾りが付いたワンピースなどの動きがいい」

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綾瀬はるかの「奥様」姿

続いて話題のドラマ「奥様は、取り扱い注意」です。このドラでは綾瀬はるか主婦役を演じているのですが、ここでは意外なアイテムが注目されているようです。それはというと。。。

<出展元:https://www.nikkei.com>

綾瀬はるかさん演じる主婦はエプロン姿が印象的ですが、放映開始直後からエプロンのブランド探しが始まり、その1つ、東京都世田谷区にあるフォグリネンワークには多くの問い合わせがあったようです。「まさかエプロンとは?」と、ドラマスタッフやエプロンを提供した企業も驚いているようです。

視聴者(消費者)の視点というのには、私たちの想像以上のもがありますよね。

アパレルビジネスの大きな変化

テレビドラマにおける女性ファッションというと、2016年にヒットした石原さとみさん主演の「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ系)が有名ですが、主人公が付けていたIDパスケースは、ドラマ放映後の売り上げは8倍に跳ね上がったようです。
さすが、目の付け所が違います!

そもそもファッション企業がPR媒体として最優先してきたのは雑誌で、ドラマは貸出期間が長く、エンドロールに小さなクレジットが出るだけではアピール効果が薄いと敬遠されてきまました。

しかし今では、

  • →放映直後にSNS(交流サイト)などに商品情報や口コミが流れる
  • →録画、ネット配信、SNS、インスタと情報は広く行き渡る

と、宣伝効果絶大だとの評価に変わってきました。多くのアパレル企業は、ここ数年のドラマ対応をしっかりやるよう方針を転換してきたようです。女優が実際に身につけて動く様子はリアリティーがあり、消費者に良く伝わるのではないかと考えられています。

アパレル業界にとっては、「自社商品を身につけて演じてくれる女優」は、広告塔としてとても重要です、中でも米倉涼子、石原さとみ、綾瀬はるか、篠原涼子、天海祐希などは是非とも自社商品を身につけて欲しい女優なのだそうです。

まさにドラマが発信源となり、検索、SNS拡散、購買へと繋がるのです。「ドラマは身につけた雰囲気がリアルにつかめる」というのがお大きな特長のようで、一般のネットショッピングとは異なる価値を、消費者へ提供しているのかもしれませんね。

まとめ

さて、これまで「ドラマ」という新しいマーケットでビジネスを展開するアパレル業界の様子を見てきま下が、そのポイントは次の通りでした。

  • 高視聴率ドラマ「ドクターX」では、女性視聴者は洋服やハイヒール、スニーカーやバッグに釘付けになる
  • 「奥様は、取り扱い注意」では、以外にも綾瀬はるかが身につける「エプロン」に問い合わせが殺到
  • アパレル業界は、ドラマ視聴を発端としたSNS拡散によりビジネスを拡大している
  • 「ドラマは身につけた雰囲気がリアルにつかめる」という特長が、一般のネットショッピングとは異なる価値を、消費者へ提供している

あなたもこのような視点でドラマを見てみてはいかがでしょうか。ドラマのもう一つの楽しみ方になるかも知れません。

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