40代の転職で失敗しないための「仕事選びの基準」とは?

世の中は人で不足。有効求人倍率は1.6以上ですからまさに売り手市場ですから、転職市場も賑わいを見せています。あなたも、さらなるキャリアップを目指して転職を考える機会もあるのではないでしょうか。

<参照元:http://www.irasutoya.com>

「キャリアアップ転職」といっても、どんな仕事でもいいわけではありませんよね。それではどんな基準で仕事を選べば良いのかということになりますが、なたの「仕事選びの基準」となるような記事がありましたので、ご紹介します。その基準はと言うと、

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  • その仕事は、不安と心配と挑戦と好奇心に溢れているか?
  • その仕事は、簡単に乗り越えられる程度のものか?
  • その仕事は、上手くいく道筋が見えてしまっているようなものか?

という「自分への問い」で明らかになると言うものなのです。

新しい仕事への好奇心

この記事は、DODAの『“未来を変える” プロジェクト』に掲載されていたもので、筆者はインクルージョン・ジャパン株式会社 取締役の吉沢康弘という方です。実際の記事は以下のURLより参照ください。

タイトルは、「老練なコンサルタントが教える「仕事選びの基準」とは?」です。
https://mirai.doda.jp/theme/essence/criteria-to-choose-job/

筆者の吉沢康弘氏が十数年前のコンサルタント時代に体験したエピソードとして語られているのですが、筆者はプロジェクトが終わるごとに、上司である大御所コンサルタントに次のように話したようです。

うーん、今回のプロジェクト、ようやくなんとか終わることができましたが、今からプロジェクトが開始した半年前に戻れたら、もっともっとずっと上手くできたなあ・・・ってとても申し訳ない気持ちです。今だったら最初の段取りはこんな感じ、あそこでこういうことを押さえておくべき、みたいなのがたくさんあるんですけどねえ・・・うう・・・

すると、その大御所コンサルタントは、自然な語り口調で次のように話したようです。

そうなんだよねえ・・・。そういう感じがなくなっちゃったら、この仕事はオシマイなんだよねえ

つづけて、

毎回毎回、試行錯誤して、クライアントと一緒に新しいモノを生み出そうとするわけだから、当然自分たちにとっても学ぶことばかり。なので、プロジェクトが終わったときに『ああ、最初に戻れたら、もっとずっと色々学んだことを活かして上手くできるよね』って思えたら、新しいことを学び、新しいものを生み出し、成功したってことなんだよね

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さらにつづけて、

けれど、ついつい仕事に慣れてきてしまったり、忙しさにかまけて過去の財産で仕事をしたりしてると、そういうのがなくなっちゃうんだよね。そういうときに、一番焦るんだ。『ああ、新しいことをしてないな。学んでないな。挑戦してないな』ってね

ここに、新たな仕事へ取り組むもうとするときの「基準」が隠されているのです。

では、「仕事選びの基準」の一つ目は、「新しい仕事への好奇心」についてです。転職をしようとしたり、同じ職場で新たなプロジェクトに取り組もうとする時には、自分に次のように問いかけてみることが大切です。

【問い】:着手しようとしている仕事は、上手くいくかいかないか、不安と心配と挑戦と好奇心に溢れているか?

転職には不安や心配がつきもので、このような感情を抱かずにはいられません。しかし、「不安や心配」なだけでなく、「挑戦や好奇心」に溢れているのかということが、新たな転職先(仕事と企業)選びの指針となるのです。

新しい仕事に必要なスキル

「仕事選びの基準」の二つ目は、「仕事の難易度」です。転職しようと考えている企業の仕事は、今持っている経験やスキルで容易に対応できるものなのか、それとももっともっと勉強し経験を積みながらでなければ対応できないものなのか、自分に次のように問いかけてみることが大切です。

【問い】:着手しようとしている仕事は、今持っているスキルと経験とチームと自力で乗り越えられる程度のことか?

持っているスキルは財産だけで仕事を片付けてしまうと、自身の成長が望めないばかりか、より良いものを創り出して社会(や顧客)の成長に貢献できなくなってしまうのです。あなた自身も幸せを感じられず、周りも幸せにできない事になってしまいます。

新しい仕事の困難さ

「仕事選びの基準」の三つ目は、「仕事の道筋」です。転職しようと考えている会社の仕事は、すでに「上手くいくような道筋」が見えてしまっているのか、それとも試行錯誤が必要で予測できないようなものなのかどうか、自分に次のように問いかけてみることが大切です。

【問い】:着手しようとしている仕事は、今の時点で上手くいく道筋が見えているとタカをくくれるようなものになってしまっていないか?

道筋が見えてしまっているような仕事では、すぐに飽きてしまい、意味もなく転職を繰り返してしまう事にもなりかねません。「転職」により新しい世界へ飛び込んでいくのであれば、毎日がスリルとアドベンチャーに満ちていて飽くこともないような仕事を選んだほうが良いのです。

まとめ

以上、転職や仕事選びの際の、一つの基準となる考え方についてお伝えしました。そのぽいんとはというと、「不安と好奇心に満ちた仕事に、試行錯誤と学びでチャレンジし、仕事を通して幸せと充実感を味わう」ということです。

あなたも、是非そんな「仕事選び」をしてみてください。

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コメント

  1. Biographics より:

    針山にダイブ ああ、マムシグサでしたっけ?