未来を招くイノベーション:「知の探索」が注目されています

今日の注目記事は、日経ビジネス掲載の「未来を招くイノベーションは「知の探求」から」という記事です。これは日経ビジネスのプロモーションコンテンツなのですが、経営者にとってとても興味深い内容です。

果たして「知の探求」とはどのようなものなのか?
リーダはどのようにしてイノベーションションを巻き起こすことができるのか?

あなたも知りたいのではないでしょうか。その答えとして入山章栄准教授は、次のように言います。

  • 日本企業は一番イノベーションに向いていない
  • 成功している経営者、リーダーは勉強を欠かさない
  • 習慣化が「イノベーション」を生み出す第一歩

これがどのようなことなのか、一つづつ紐解いてみましょう。

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世界が注目する入山章栄准教授のプロフィール

写真は早稲田大学ビジネススクール入山章栄准教授ですが、その著書には「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016」で1位に選ばれた『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』や、2013年には3位に選ばれた『世界の経営学者はいま何を考えているのか』などがあります。

  • 名前:入山章栄(いりやま あきえ)
  • 学歴:1996年慶応義塾大学経済学部卒業。98年同大学大学院経済学研究科修士課程修了
  • 仕事:三菱総合研究所で主に自動車メーカーや国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2003年に同社を退社し、米ピッツバーグ大学経営大学院博士課程に進学。2008年に同大学院より博士号(Ph.D.)を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタント・プロフェッサー(助教授)に就任。2013年から早稲田大学ビジネススクール准教授。専門は経営戦略論および国際経営論

<提供元:http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/>

日本企業の「イノベーション」感

入山章栄は、新しい「知」を生み出すことがイノベーションの第一歩だと言います。「知」というのは、さまざまな情報や技術、ビジネスモデル、技術、ノウハウなどであって、既存の知と知を組み合わせることでイノベーションが巻き起こると。(これは、経済学者ジョセフ・シュンペーターが主張している原理の一つなのだそうです)

しかしながら、「既存の知と知をくみあわせる」と言っても、自分の知っていることだけではダメなようです。自分の知っていることだけではなく、自分が普段関わることのないような、遠く離れた世界(ビジネス、地域、業界など)の「知」を探し求め、そして自分が持っ ている「知」と組み合わせることが必要です。

経営学では、これを「知の探索」(exploration)と呼部のだそうですが、イノベーションは「知の探索」から始まるのだというのが入山章栄の主張なのです。

しかし日本企業では、この「知の探索」ができないのだそうです。確かに、日本企業は、すでにあるものを、より効率化したり品質を高めたりすることが得意ですよね。これまでも海外から流入してきた技術や商品に対して改良を加え、世界市場を席巻してきました。

この日本企業の得意技を「知の深化」(exploitation)と言います。戦後の長い歴史の中で。終身雇用制度や縦割 り組織、自前主義、効率化に品質管理など、日本独特の企業文化を創り上げ、経済を発展させてきた日本企業は「知の深化」に向いた組織なのですが、イノベーションに必要な「知の探索」は不得意。

確かに、あなたや私の勤める企業において「何か新しい商品、事業を企画」するといった場面において、既存商品の改良や他社商品のモノマネ的な発想ばかりが多く、「知の探索」という活動は見られないですよね。

90年代頃までは「知の深化」でうまくいっていたのですが、経済のグローバル化やコモディティ化、欲しいものが無い現代ではうまくいきません。イノベーションを起こすことが求められる現代では「知の探索」が必要なのですが、日本企業の仕組みは「知の探索」に向いていないのです。

成功する経営者の勉強術

それでは、どのようにて「知の探索」を行えばいいのか?入山章栄は次のように言います。

  • 多くの本を読む(ビジネス、歴史、科学、小説など様々なジャンル)
  • 人に会って話をする(聴く)
  • 遠くに出かけ自分から遠くのものを見る

優れた経営者やリーダーは、常にこのようにして「知の探索」を行なっているのだとのこと。まして、ネットで多くの記事や書評などが簡単に読める現代は、「知の探索」がしやすくなってきていると言えますよね。

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偶発性と習慣化がイノベーションを生み出す

入山章栄はよく、「何を読んだらいいですか?」と聞かれるのだそうですが、気になったものであれば何でもいいと答えているとのこと。 書籍、新聞、雑 誌、インターネット、どれも「知の探索」になるのですが、意識すべきことは、「自身から遠い情報に出会う「偶発性」」だとのこと。

例えば、新聞や雑誌、本屋などでの探索であれば、自分の仕事や趣味に関係のない情報も飛び込んできます。また、旅行や自然の中の散策などにおいても多くの情報が飛び込んできますよね。これが、「自身から遠い情報に出会う「偶発性」」なのではないでしょうか。

これに対してインターネットなどのネット検索では、自分が意識的に検索した結果や検索履歴に応じたレコメンデーション情報なので、結果的には自分が欲しい情報のみが手に入り、「偶発性」は起こりにくいのです。

ですから経営者やリーダーは、意識的に「自分から遠い情報に出会う」ように行動しなければなりません。経営者やリーダーだけでなく、一般のビジネスマンも同じですね。しかし、普段の仕事が忙しい為、どうしても近いところしか見られな苦なってしまします。

そんな時に手軽なのが、新聞や雑誌。ウェブサイトであれば様々なまとめサイトなどもいいかもしれません。そして、「偶発的な知の探索」、「知の組み合わせ」を日常的な行動として習慣化してゆくことが、イノベーションを巻き起こす秘訣なのです。

まとめ

以上、日経ビジネス掲載の入山章栄の広告記事をまとめてみましたが、そのポイントは次の通りです。

  • イノベーションには「知と知の組み合わせ」が必要である
  • 組み合わせる「知」は、自分のよく知っている「知」と自分から遠い「知」が必要
  • 自分から遠い「知」を得るためには日本企業が不得意な「知の探索」が必要
  • 「知の探索」で大切なことは自身から遠い情報に出会う「偶発性」を求める
  • 「偶発性」には、雑誌や新聞、書籍等の様々なジャンルの情報を得るための習慣化が必要

あなたも是非イノベーションを巻き起こしてみてください。
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