山下智久と新垣結衣の出演するテレビドラマ『コード・ブルー』。2017年の夏に月9ドラマとして「3rdシーズン」が放送されました。7月17日より放送が開始され高視聴率をキープし続け、最終回は16.4%と最高視聴率を記録しました。
キャストは、主演の山下智久をはじめ、新垣結衣、比嘉愛未、戸田恵梨香など当初からの素敵なメンバーですが、このドラマの見どころ(メンセージ)は、「リーダシップ」、「チーム・仲間」と言ったテーマにもあるようです。
それは、藍沢(山下智久)と白石(新垣結衣)という異なるタイプのリーダー像と二人の仲、それを支え互いに成長を遂げる「チーム(仲間)」の姿でした。
そして、リーダーとメンバーが互いに切磋琢磨する中で、「チーム=仲間」が学習し、メンバー全員が成長してゆく姿は、あなたの日々の仕事や生活にも意義あるメッセージとなっています。
クールな脳外科医役 山下智久のプロフィール
- 本名:山下智久(やましたともひさ)
- 星座:牡羊座
- 生年月日:1985年4月9日(32歳)
- 血液型:A型
- 身長:174cm
- 体重:58kg
- 出身地:千葉県船橋市
- 学歴:堀越高等学校卒業、明治大学商学部卒業
- 愛称:山P、ぴぃ、智くん、Pちゃん
- 好きな食べ物:博多ラーメン
- 嫌いな食べ物:ケーキ
滝沢秀明が「山下!ピンクだよ!」と言ったことからから「山P」となった山下智久ですが、その他にも「ぴぃ、智くん、Pちゃん」と言った愛称があるんですね。
ドラマ「コードブルー2017」のシナリオ
『コード・ブルー』は、2008年7月にスタートした人気シリーズで、ドクターヘリで救助に向かうフライトドクターたちが、目の前の命と真摯に向き合う姿を描いた物語です。
ドラマの舞台はとある病院の「救命救急センター。キャストは、フライトドクターで同病院の脳外科でスキルアップしてきた藍沢耕作(山下智久)、救命救急センターのスタッフリーダーとして勤務している白石恵(新垣結衣)、産婦人科から再び救命救急センターに戻ってきた緋山美帆子(戸田恵梨香)、臆病な性格を克服しフライトドクターとして活躍する藤川一男(浅利陽介)、エースのフライトナースとして責務を全うする冴島はるか(比嘉愛未)ら5人です。
2rdシーズンまでは、フライトドクターとフライトナースを目指す若い医師と看護師が、もがき苦しみながらも命の大切さと人の愛に触れ、一歩ずつ成長していく姿を中心に描いていました。3rdシーズンでは、フライトドクターの研修医を育てる指導医としての苦悩や葛藤、チームワークとリーダーシップの重要性や学びなどが加味され、より複合的なストーリー展開となっています。
山下智久と新垣結衣の役柄と仲
山下智久と新垣結衣の役柄はというと、異なる二人のタイプが鮮明に打ち出すように、以下のような役柄・演出となっています。
- 藍沢(山下智久):常にクールで冷静、的確な判断力に基づいて、ある程度新人の自主性に任せた指導をするタイプ
- 白石(新垣結衣):穏やかで優しく他人の心に寄り添いながら丁寧に部下を育てようとするタイプ
上記のようなこの2人は、相反するリーダー像として見えますよね。藍沢(山下智久)は、ベテランの域に達するキャリアの持ち主であり、部下に任せてトラブルが発生したとしても、藍沢自身でリカバリーできるんでしょうね。
一方白石(新垣結衣)はというと、スタッフリーダになったばかりであり、多少おどおどしがちな様子。リーダシップを発揮し部下に任せようとするものの、いざとなると自信のなさから弱気心が出てしまうような点もあります。自身がスタッフから登って来たという思いもあり、部下の気持ちや不安がわかりすぎてしまうのかもしれませんね。
そんな異なるリーダー像を持つ二人の仲はというと、藍沢(山下智久)は白石(新垣結衣)を叱咤激励して成長(強く)させ、逆に白石(新垣結衣)は持ち前の優しさと思いやりで藍沢(山下智久)を支えるという、組織・チームワーク(仲間)を築くための源泉として描かれています。
コードブルーの根底を流れるメッセージ
最終話では、このドラマの根底に上がれるとも受け止まられるシーンが展開しました。救命を離れることになった藍沢(山下智久)、「救命に来た時は自分の医師としての成長のことを第一考えて来たが、今は医師として誰かの役に立ちたいと思う。それを、救命のスタッフ皆に教えられた」と語り、医師としてもリーダーとしても大きく成長した姿を見せました。
そして白石(新垣結衣)は、「自身もなく、いつもくよくよ後悔してしまう自分。こんなスタッフリーダーは頼りないとスタッフ達から思われるかも知れないけれど、それもこれも全てが自分なんだと認識し、そんなリーダなりのチームを築いていきたい」と話しました。
二人の異なるタイプのリーダは、互いに支え合いながら、そしてチームのメンバーの支援を得ながら成長して来たのです。ここにこのドラマ「コードブルー2107」の大きなメッセージが秘められているのです。
まとめ
リーダーは決して一人ではなく、チームのメンバーに支え、教えられながら成長してゆくというコードブルー2017のメッセージを紐解いて来ましたが、そのポイントは次の通りです。
- 3rdシーズンでは、フライトドクターの研修医を育てる指導医としての苦悩や葛藤、チームワークとリーダーシップの重要性や学ぶという複合的なストーリー
- 藍沢(山下智久)はクールで冷静、一方の白石(新垣結衣)は穏やかで優しい他人思いという異なるタイプのリーダ像を持つものの、互いに支え合う仲である
- どんなリーダでも、チームのメンバーを育成すると共に、メンバーから教えられながら成長してゆく
いかがでしょうか。上記のような視点でドラマを振り返ると、コードブルー2017のリーダーシップに関するメッセージは、あなたの仕事や人生に役立つものになるのではないでしょうか。
ドラマの最後で藍沢(山下智久)が語りかけたメッセージが、今も記憶に残っています。
「チームというのは何かを目指して日々活動し努力する。しかし、そこに到達することだけが目的なのではない。チームメンバーが互いに支え合い、そして互いに成長してゆく過程そのものこそがかけがえのない経験・体験であり、チームであることの意義なのである」