子曰く、君子、重からざれば則ち威有らず、学びても則ち個ならざれ。忠信を主とし、己に如かざる者を友とするなかれ。過ちては則ち改むるを憚ること勿れ
著者は次のように解説しています。
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大人になってもチャラチャラしているようでは甘く見られるが、さりとて学問をしたからといって頭でっかちのコチコチになってもいけない。ひとかどに人物に親炙し、その人を見習うように心がけ、つまらない連中とつるんだりしないようにせよ。ただし、自分の方に見損ないがあれば、グズグズせずに改めるべし(出典:山田史生著「物語として読む全訳論語決定版」より)
なんだか私自身のことを言われているようで、シニアになった今にさえこのような指摘を受けることは、切ない限りであります。
しかし、58年も生き、仕事をしてきた私に「チャラチャラするな、頭でっかちでコトコちになるな、つまらん連中とつるむな、改めよ」と喝を入れてくれる「論語」には、感謝するばかりです。
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