めちゃイケ終了の真相とは!岡村隆史の病気も原因か?

フジテレビの長寿バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」が、来年春を持って終了することが発表されました。(同時に、とんねるずの「皆さんのおかげでした」も終了することが発表されたようです)

<出典元:http://imgcc.naver.jp>

昨夜のめちゃイケでは、上記写真の各メンバーに対して、岡村隆史がめちゃイケが終了することを伝える様子が放送されました。

しかし、フジテレビでは「SMAPXSMAP」、「とんねるずの皆さんのおかげでした」といった長寿バラエティ番組が次々と終了となっていますが、一体何が起こっているのでしょうか?
そこで今回は、めちゃイケ終了の真相、フジテレビの内情などについて探って見ました。

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そこから見えて来たのは、過去に起こった岡村隆史の病気、各メンバーのやる気やモチベーション、そしてフジテレビ自身が抱える闇が複雑に絡んだ、とても困難な事情でした。

めちゃイケと共に育って来た岡村隆史のプロフィール

  • 生年月日:1970年07月03日(47歳)
  • 身長/体重:156cm /48kg
  • 血液型:B型
  • 出身地:大阪府 大阪市
  • 趣味:釣り、ゴルフ、スノーボード、BBQ
  • 特技:ダンス
  • 受賞歴:「今宮こどもえびすマンザイ新人コンクール」(第12回(1991))こども大賞
    「ABCお笑い新人グランプリ」(第13回(1992))最優秀新人賞
    「上方お笑い大賞」(第22回(1993))銀賞
    「ブルーリボン賞(第39回(1997))新人賞・作品賞

吉本興業に在籍する芸人ですが、「岡村隆史」というとすぐに思い浮かぶのは「めちゃ×2イケてるッ!(毎週土曜19:57-20:54)」と「ぐるぐるナインティナイン(毎週木曜19:56-20:54)」ですよね。

特に、1996年10月からフジテレビで放送されているバラエティ番組で、現在21年目という超長寿番組。矢部浩之とナインティナインを結成した岡村隆史は、1991年に吉本新喜劇に合格してデビューしていますので、今年でデビュー26年。

デビィー26年間の内、21年間をめちゃイケと共に過ごしているわけですから、スタッフ・メンバーとの結びつきの強さや岡村隆史自身が受けた影響の大きさは、ただ事ではないと言えます。

めちゃイケの歴史

めちゃイケは、『めちゃ2モテたいッ!』(1995年10月28日 – 1996年9月28日、通称「めちゃモテ」)をリニューアルし、ゴールデンタイムに進出する形でスタートしました。現在お台場にあるフジテレビ社屋が、以前の新宿河田町時代に番組収録経験があり、放送が続いている数少ない番組です。歴史を感じられますよね。

出演メンバーはというと、メインキャストであるナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)をはじめ、よゐこ(濱口優・有野晋哉)、極楽とんぼ(加藤浩次、山本圭壱)、鈴木紗理奈、雛形あきこ、オアシズ(光浦靖子・大久保佳代子)、武田真治あたりが当初から出演していたメンバーかと思います。

誰もが個性を持ったキャラで、めちゃイケの中ではそれぞれの存在感を持ち、各々のコーナーを創っていたのではないかと思います。また長い番組期間中には様々な出来事があり、次のようにメンバーの出入りがありました。

  • 山本圭壱(極楽とんぼ)※北海道内で起こした触法行為により、所属する吉本興業との専属契約を解除され解雇、2006年7月をもって番組を降板。その後2016年7月30日のめちゃイケ放送分で10年ぶりに出演
  • 大久保佳代子、当初現役OLとして出演していたが、2000年10月より本格参加
  • 岡村隆史は体調不良で2010年7月17日放送分(収録は7月9日)から11月27日放送分まで一時降板。この時に、オーディションでジャルジャル(後藤淳平・福徳秀介)、たんぽぽ(川村エミコ・白鳥久美子)、敦士、重盛さと美が加わる

番組の内容も多彩で、それぞれのメンバーが個性を活かした企画を受け持っていました。「やべっち寿司」、「シンクロナイズドテイスティング」や加藤浩次の「激烈お父さん」、「フジTV警察24時」など。そしてスペシャル番組も多く、特に印象に残っているのは岡村隆史がアイドルのコンサートに飛び入り参加してしまう「オカザイル」や試験をやって最高のバカを決める「岡女学園」など、とても楽しませてもらいました。

初期の「岡女学園」には初代モー娘が出演していたのですから、その歴史を感じます。内容の良し悪しではなく、「純粋にバラエティ番組として楽しめる」番組だったと思いますが、あなたの印象はいかがでしょうか?

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岡村隆史の病気

めちゃイケ21年の歴史の中で、印象的な出来事の一つが岡村隆史の病気療養でした。岡村隆史は2010年5月、映画や一人舞台で多忙を極め体調が悪化し、体調不良を訴えて舞台の延期、オールナイトニッポンとめちゃイケなども欠席しました。

その後、7月にいったん復帰したものの体調不良は治らず長期の休養に入り、5ヶ月後の11月24日収録27日放送のめちゃいけにて復帰を果たされました。病気の内容については正式に伝えられていませんが、一部週刊誌によると『うつによる身体の変調』とのこと。

激務からか、6月以降ふさぎこみや吐き気、頭痛や軽いパニックなどの症状が現れ、少し良くなっても仕事となると悪化していたと報じられています。まさにうつ病の典型的な症状ですよね。私も職場で多くのうつ病発症者を見て来ましたが、少し療養して回復したように見えても、いざ仕事に出てくると途端に症状が再発していました。

自分ではなんとか仕事をしようと頑張るのですが、心身は想い通りにならず、とても辛い日々を過ごしていたようです。直そうと努力してもどうにもならないのですから、本当に辛いですよね。めちゃイケをはじめとして、多くのテレビ番組に出演していた岡村隆史は、自分お思いとは裏腹に、知らず知らずの間にストレスに蝕まれて行ってしまったのかもしれません。

めちゃイケという番組は、多くのメンバーやスタッフにより支えられて来たのは事実ですが、一方、岡村隆史という一人の芸人の双肩にかかっていたと言っても過言ではありません。常にそんな重圧にさらされていた岡村隆史、昨今のめちゃイケの低迷振りに責任を感じていたのかも知れませんね。(あくまで私の憶測なですが。。。)

フジテレビの台所事情と番組終了の真相

かつては、ドラマ、バラエティ、女子アナなどなど、テレビ界では先頭を走って来たフジテレビですが、最近では厳しい状況が続いているようです。以下のデータはビデオリサーチが調べた、2017年度の視聴率の前年同期比グラフです。

<出典元:http://imgcc.naver.jp>

NHKとTBS以外はいずれも前年同期比でマイナスなのですが、特にフジテレビの数値はひどい状況です。フルタイム、ゴールデンタイムの全ての時間帯で視聴率が大きく落ち込んでいるため、ドラマ、バラエティ共に惨憺たる結果だということが予想できます。

それではめちゃイケの視聴率がどうなているのかということですが、ウィキペディアにその詳細なデータが表示されています。(https://ja.wikipedia.org/wiki/めちゃ×2イケてるッ!)

視聴率の推移(概要)

放送開始以来、安定して平均15%以上の視聴率を記録し20%以上も珍しくなかったようです。番組の視聴層は若者中心であるため、若い世代の在宅率が低くなる夏場(7-9月)の視聴率が10%前後と低迷する傾向はあるものの、それでも類似のバラエティ番組の中ではダントツの視聴率だったと言えるようです。

また、スペシャル番組でも18%近い高視聴率を獲得していました。反面、通常回の番組の視聴率が10%代前半に下がった時期もありましたが、2012年1月に放送されたのオカザイルスペシャルでは22.3%と高視聴率を記録しました。

しかし現在では、開始から20年を越えた中で番組の経年劣化は否めず、また裏番組の台頭もあり一桁台を記録することが多くなっているようです。確かに、そういう私もめちゃイケファンで、「土曜8時はめちゃイケだな~」と意識して見ていました。

しかし最近では、「土曜8時はめちゃイケだな~」と意識することがなくなり、めちゃイケを見る機会も少なくなってきました。なぜなんだろうか?、と自分自身を振り返ってみると、いくつか思い当たることが出てきました。

まず一つは、番組自体の面白さの低下にあると思います。以前は、爆裂お父さんややべっち寿司など、他の芸能人を巻き込んだ企画モノが面白かったのですが、これはやはり企画力だったと思います。やはり名物プロデューサがいて、楽しい番組作りが真剣におこなわれていなのではないでしょうか。

次は、やはりテレビ離れに大きな原因があるのではないかと思います。世の中にはスマホ、SNS、ゲームなどなど、テレビより面白いものが溢れています。IT化、ネットワーク化という時代の変化は、徐々に一般市民まで浸透してきたのですが、その変化にテレビ業界が追随できず、またはあぐらをかいていた為に起こっている現状なのかもしれません。

時代の変化とともに、テレビも変わらなければならなかったのに、これまで通りの番組を作り続けてきた、メディア側のお問題なのではないでしょうか?

まさに、これが一時代を築いたフジテレビの落潮を物語っているのだと思いますが、あなたはどう思いますか?

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