長谷川博己主演のTVドラマ:小さな巨人がいよいよ最終回。昆虫好きの香川照之が面白すぎる!

4月から放送されている連続テレビドラマ『小さな巨人』(TBS系)。長谷川博己を主演に香川照之、岡田将生、春風亭昇太ら豪華キャストで、巨大組織“警察”のなかでもがき奮闘する男たちの戦いを描くというもの。

「敵は味方の振りをする」というフレーズが、このドラマの中で展開される一貫したテーマとなっています。

それもその通り、次々と現れてくる「裏切り」、「不正」、「真実」。
これだけだとありふれたドラマに過ぎないのですが、視聴率は10%以上とまずまずな状況。
果たしてこのドラマ見てしまう秘密は何なのか?

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それは、左遷された刑事「長谷川博己」と組織のトップに君臨する警視庁捜査一課長「香川照之」と戦い、それもあまりにも大袈裟過ぎて笑ってしまうほどの演技にあるではないかと考えています。

では、その秘密に迫っていきましょう。

プロフィール

<長谷川博己>

本名:長谷川 博己(はせがわ ひろき)
生年月日:1977年3月7日(37歳)
出身地:東京都
身長:183㎝
血液型:A型
趣味:バスケットボール、乗馬、殺陣、映画鑑賞
学歴:中央大学文学部卒業

長谷川博己といえば、「承知しました」「それは業務命令ですか?」――そんな流行語を生み出し、ついには視聴率40%をたたき出した松嶋菜々子主演ドラマ『家政婦のミタ』で、本田 望結の「優柔不断」なお父さん役を演じたことを記憶しています。

どんな役者なのかと調べてみると、意外なことがわかってきました。

性格が謎すぎる

本人に自分の性格について聞いてみると、「性格を決めてしまうと柔軟性がなくなり、可能性を狭めてしまいそうで嫌なのです」という回答。
うまい!、というかさらに謎ですよね。

他の役者によると

  • ユニークで不思議な色気のある人(綾瀬はるか)
  • 色っぽいシーンで色気が出る謎めいた人(西島秀俊)

といった印象で、どうやら「ユーモアがある」、「真面目」、「色気がある」、「一人で行動する」といった総評で、何とも謎めいています。

お父さんはという、名前は「長谷川堯」。建築家であり建築評論家、そして武蔵野美術大学の名誉教授とすごい経歴&肩書の持ち主ですね!
長谷川博己さん自身もかなり偏差値の高い高校へ進学したという情報もありますからインテリ家族。

ますます謎めいてきます。

<香川照之>

本名:香川照之(かがわ てるゆき)
生年月日:1965年12月7日(37歳)
出身地:東京都
身長:171㎝
血液型:AB型
趣味:ボクシング愛好家、昆虫好き
学歴:東京大学文学部社会心理学科

気迫る迫真の演技に定評がある、香川照之。そのものすごい演技を見たのは、同じく日曜ドラマの「半沢直樹」で大和田常務を演じた時です。
特に最終回の土下座シーンは、顔、目、声、表情ともに、かなりやりすぎ感を感じながらも見入ってしまいました。
それもそのはず、歌舞伎俳優であることからも、あの「目力」、「声」はまさに歌舞伎を見ているようです。

歌舞伎役者の家系に生まれ、母親は女優の浜木綿子だということは有名です。
両親は1968年に離婚、母に引き取られ女手一つで育てられ、東京大学文学部社会心理学科を卒業した秀才でもあります。
一方で、ボクシング愛好家、昆虫好きという面も持っており、多方面で活躍中です。

昆虫好きがきっかけでNHK「Eテレ」に出てします?

事の発端は、今年5月に放送されたバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)。

この番組に出演した香川照之は「虫が大好きで、いつかEテレで昆虫番組をやりたいと思っている」とアピールし、“勝手”リハーサルを行ったのです。

このラブコールを受け取ったNHKサイドは、香川のもとを電撃訪問し、番組が実現。

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この時香川はNHKスタッフに対し「僕はね、しがない俳優という仕事に従事させていただいてますが、昆虫を見続けてきて、昆虫から学ぶこといっぱいあった」と語りました。

そして「なぜ昆虫が好きか」ということに対して

  • 昆虫が普段生きている生態、目指しているもの、はかない何か月かの命の中でやっていること
  • ここに生きてるモノが学ばなければならないすべてが入っている
  • 人間の生活が今、いかに恵まれて、逆にいかに歪められているか。本来はこうだってものを昆虫から学ばなければならない

と熱弁を振るったのだそうです。何とも共感できる話です。

特に「なぜカマキリなのか?」ということであるが、子供の頃に捕まえたカマキリを家に持ち帰り観察するのが好きだったというのです。
そして、「カマキリはメスに限る」というのが香川照之の主張。
メスカマキリが、体も大きくめも綺麗なのだそうです。

「小さな巨人」がうける秘密

いよいよ「小さな巨人」は最終回を迎えます。

もちろんその見所は「敵は味方のふりをする」のテーマの真意、果たして誰が裏切り者なのかという点になりますが、もう一つの見所は、長谷川博己と香川照之がどんな演技で激突するのかという点ではないでしょうか?

あの半沢直樹の時のような、香川照之の大盤振る舞いな演技が見られるのでしょうか?

「謎めいた長谷川博己」と「歌舞伎役者で昆虫好きの香川照之」であるからこそ展開される、思わず笑ってしまうような名演技が期待できそうです。

この二人の顔を見れば、必ずや何かやらかしてくれるに違いありません。

ネットでは、「警視庁捜査一課の実態とかけ離れている」、「警察組織にそんなあ安易な不正があるはずがない」といった指摘や、「長谷川博己の演技が下手」、「低視聴率」などといった評価が見られますが、残念ながら私たち視聴者はそんな評価を持っては見ていません。

このドラマの魅力は、

  • いつの時代にも憧れる「巨悪に立ち向かう正義」の物語
  • 「大袈裟だな〜」と笑いながらも見入ってしまう役者の演技
  • おそらくとんでもない結末があるだろうという期待感

であり、まさに楽しんで見ている「娯楽番組」なのであります。

そういう趣旨においては、このTBSの日曜ドラマシリーズは、私たち視聴者に夢と希望と娯楽を提供してくれているのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、テレビドラマ「小さな巨人」に出演する2人の役者に焦点を当て、役者とドラマそのものについて掘り下げてきました。その内容を整理すると

  • 最近注目されている長谷川博己は、色っぽく謎めいた役者である
  • 迫力の演技で定評のある香川照之は、昆虫を愛し、昆虫から人言というものを学んでいる
  • ドラマ「小さな巨人」の見どころは、長谷川博己と香川照之が展開する、思わず笑ってしまうほどの演技である

でした。

あなたも、是非こんな視点で娯楽番組を楽しんで見てください。

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