高視聴率を続けるドクターx。米倉涼子は離婚をバネに!

困難でリスクの高い手術に挑む女性外科医、大門未知子。手術中に発生したトラブルに病院関係者は「大丈夫なのか?、責任取れるのか?」と攻め立てます。下の写真は、そのような緊迫したシーンです。そんな関係者を大きく見開いた鋭い視線で睨みつけ、あの名セリフが語られます。

「私、失敗しないので。」

<出典元:http://ロケ地.com/>

おなじみ、人気ドラマ「ドクターx」の見どころですが、まさに「未知なるパワー」を持った大門未知子を演じる米倉涼子の名シーンです。視聴率が平均20%を超えるこのドラマ「ドクターx」ですが、このドラマはなぜこんなに人気があるのでしょうか?

その秘密を探ってみると、次のようなポイントが浮かび上がってきました。

  • 米倉涼子と同世代、同環境の女性層に人気(技術を身に付け一人で生き抜く女性像)
  • 病院という閉鎖された社会に気持ちよく風穴を開け、権力に屈しないスタイルに共感

それでは早速詳細をご紹介します。

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未知なる魅力を持つ「米倉涼子」のプロフィール

  • 名前:米倉涼子(よねくらりょうこ)
  • 生年月日:1975年8月1日(現在の年齢:41歳)
  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 身長:168cm
  • 血液型:B型
  • 星座:しし座
  • 特技:クラシックバレエ
  • 所属事務所:オスカープロモーション
  • デビュー:1992年 第6回全日本国民的美少女コンテストの審査員特別賞受賞 1993年、CanCam (雑誌)専属モデル 1999年 女優業を開始
  • 主な出演作品:映画 松本清張・黒革の手帖、テレビ ドクターX〜外科医・大門未知子、舞台 風と共に去りぬ CHICAGO

普段テレビなどではあまり米倉涼子を見かけることはないのですが、「ドクターX」、「黒革の手帖」、「舞台 CHICAGO」といえば、米倉涼子の定番ですよね。

そもそも「大門未知子」とは?

「ドクターX」というドラマですが、そもそも小説やマンガなどの原作があるのかというと、それはないようです。「ドクターX」は、ドラマ専用に書かれたストーリーで、人気の脚本家である中園ミホの作なのです。

中園ミホは、ドラマ「やまとなでしこ」や「ハケンの品格」などを書いた脚本家ですが、今までいはないような医療ドラマを書きたいと、随分長い期間検討したようです。そこで出てきたのは「ドクターX」の主人公、大門未知子です。そのキャラクターは、まさにドラマの冒頭で語られる、次のナレーションに凝縮されています。
(出展元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp)

これは一匹狼の女医の話である。
大学病院の医局は弱体化し、
命のやりと りをする医療もついに弱肉強食の時代に突入した。
その危機的な医療現場の穴埋めに現れたのが
フリーランス…すなわち、一匹狼のドクターである。
たとえば、この女。 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、
専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ。
外科医、大門未知子。またの名を、ドクター X。

そして、「大門未知子」という名前もまたユニークですよね。まずは「大門」ですが、ウィキペディアによると次のように説明されています。

  • 大門 – 江戸時代、吉原にあった門。吉原遊廓への入口 → 吉原 (東京都)#吉原及び近辺の名所
  • 島原大門 – 京都府京都市下京区にある門。島原への入口

いづれも江戸時代の遊廓の入り口に設置された「門」ですが、日常と非日常の分岐点として知られています。人間が体験する「健康」と「病い」、すなわち「日常生活」と「病院世界」を分ける「門」として「大門」をイメージし、そこで闘う女性医師という人間像を作り出しているのかも知れませんね。

そして「未知子」という名前。まさに、未知の世界へ挑戦し、不可能を可能にするヒーローのようにも思えます。脚本家である中園ミホは、日常を生きる私たち人間の救世主として「大門未知子」という名前を生み出したのかも知れません。

もう一つ需要なのが、「私、失敗しないので。」という名セリフ。中園ミホはこのセリフを、ロンドンオリンピックの女子柔道金メダリスト「松本薫(まつもと・かおり)」のインタビューから閃いたそうです。

松本薫は、ロンドンオリンピックで金メダルを獲った際のインタビューで質問され、「ミスはしないので」と答えたそうです。中園ミホはその偶然そのインタビューを見ていて、「私、失敗しないので。」というセリフを思いついたのだそうです。

「大門未知子」という名前とキャラクラー、並びにそのキャラクターイメージにぴったりの「私、失敗しないので。」という名セリフ、この絶妙な組み合わせが、ドラマ「ドクターx」の高視聴率に繋がっているのではないでしょうか。

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米倉涼子と大門未知子の共通点

米倉涼子は、ドクターxが始まっていた2014年12月26日に、一般男性と結婚しました。相手は、以前から交際を報じられていた2歳年下の会社経営者の男性です。その男性は「ホットペッパー」などの情報誌を手掛けたリクルートの元社員で、2012年に独立し自分で広告代理店を経営していたようです。

しかし、2年後の2016年12月末に離婚したことを正式に発表しました。2年程度の交際期間を経ての結婚でしたが、米倉涼子さんと旦那さんの間にはすぐに離婚の噂が流れていました。その原因について、週刊誌などによると「夫の”モラハラ”」などと言われていますが、米倉涼子本人や事務所から正式なコメントはありません。

離婚原因が何であるにせよ、結婚後2年で離婚した米倉涼子。その心中は苦しかったのではないでしょうか。このような状況に対処するには仕事に没頭するのが一番。ドクターxが放送は次のような年ですが、結婚したとしも離婚したとしもこのドラマに取り組んでいたようです。

  • ドクターX〜外科医・大門未知子〜(2012年)*この年に結婚
  • ドクターX〜外科医・大門未知子〜2(2013年)
  • ドクターX〜外科医・大門未知子〜3(2014年)*この年に離婚
  • ドクターX〜外科医・大門未知子〜スペシャル(2016年)
  • ドクターX〜外科医・大門未知子〜4(2016年)
  • ドクターX〜外科医・大門未知子〜5(2017年)

しかし、2,015年位が毎年放送されているのですから、視聴率が高いということが証明されていますよね。そして、離婚した米倉涼子は、ドクターxの大門未知子に自分自身を映し出していたのではないでしょうか?

結婚には失敗したものの、そこでうろたえることなく、逆にその出来事をエンジンにして舞台やドラマに打ち込んでいったのだと思います。まさに、「たとえば、この女。 群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器だ。」のセリフの通りに生きる大門未知子は、米倉涼子そのものの生き方だったのかもしれません。

視聴者が大門未知子に憬れる

こんな41才独身女性医師の格好いい生き方、誰もが憧れますよね。それを物語るようにドクターxの視聴率は次のように高いものになっています。(出典元:https://minnano-uwasa.com/ ビデオリサーチ調べ)

放送回 ドクターX
1
(2012年)
ドクターX
2
(2013年)
ドクターX
3
(2014年)
ドクターX
4
(2016年)
ドクターX
5
(2017年)
1話 18.6% 22.8% 21.3% 20.4% 20.9%
2話 17.6% 23.1% 20.9% 19.7% 19.6%
3話 17.4% 18.4% 20.8% 24.3% 19.0%
4話 17.1% 21.3% 23.7% 21.3% 19.1%
5話 17.7% 23.7% 22.2% 20.4% 20.8%
6話 18.6% 22.1% 23.6% 21.5% 20.7%
7話 20.1% 23.9% 22.8% 22.2%
8話 24.4% 22.5% 21.8% 20.7%
9話 26.9% 21.6% 22.6%
10話 24.8% 20.5%
11話 27.4% 22.8%
平均 18.9% 22.7% 22.8% 21.5% 20.0%

視聴率は20%を超えると高いと言われますが、概ね20%前後の視聴率を維持しています。平均しても第1回のシリーズです以外の平均視聴率は全て20%以上ですので、ほかのドラマの追随を許さない状況といえますよね。

ではどのような視聴者から支持を得ているのでしょうか?やはりアラフォー以上世代の仕事をしている女性が中心なのではないでしょうか。(ちなみに私の妻も毎回観入っています)
視聴者の世代にとって大切な視点は次のとおり。

  • 女性が「技術」一つで仕事をしてゆく
  • 男性社会中心の巨大な権力に立ち向かう
  • 医療という古い体質社会への挑戦

いかがでしょうか?
医療に関わる世界で、「女性」と「技術」、「男性社会」と「女性」という困難な関係に立ち向かうという点が大きな支持を得ていると言えます。かつ、離婚した米倉涼子が「女優という技術一つ」で社会を生き抜いてゆくという点においては、女優でありながらも生身の人間である「米倉涼子」とヒロイン「大門未知子」の重ね合わせが、このドラマの大きな魅力であり、世の女性から支持されるポイントなのかも知れませんね。

<出展元:unnystation.info>

まとめ

大門が権威を笠に着て偉そうなことを言う権力層を、手術の実力でねじ伏せていく点こそがこのドラマの見どころですが、反面次のようなネガティブな意見があることも事実です。

  • どのシリーズでも展開が同じ
  • 失敗しそうで失敗しないことが分かっている
  • 医療ドラマとしてのストーリーがマンネリ化している方

SNSではこのような厳しい投稿がされていることも事実であり、マンネリ化したストーリーに飽きてきている視聴者がいることも確なようです。作品に変化を加えるという意味では、今後は草刈正雄のような異色のキャストを登場させる事も重要かもしれません。

しかし、日曜劇場(半沢直樹)のように、できそうもないことをドラマの世界で徹底的にやり通すというのも、視聴者にとってはスカッとしていいのではないでしょうか。なにしろ、テレビドラマエンターテイメントなのですから!

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